毎年、ジョブエールでは、公務員志望の方を10名ほど指導しています。
今年も、静岡県庁、静岡市役所、浜松市役所、国家公務員、国税庁などに
合格した方がいました。
以前もブログで書きましたが、公務員試験の中でも、浜松市役所の選考は
骨が折れます。
専門試験に加えて、性格検査、適性検査、事務適性検査、職場適性検査が
ありますし、小論文も課せられます。個人面接は2回も受験しなければなり
ません。そして何より大変なのは、グループワークです。
今年は、3人1組に分かれて、与えられた2つの課題を制限時間内で、メンバ
ーと話し合いながら、解決していくもので、やり取りの様子を面接官がアセ
スメント(観察評価)するスタイルの選考でした。
しかし、浜松市役所に合格したGさんにとって、この選考はラッキーでした。
これも以前ブログに書きましたが、同じ公務員であっても静岡市役所は専門
試験、小論文は課せられません。最終の個人面接の前には、集団面接が待ち
構えています。
一方、静岡県庁は、グループディスカッションを受験しなければなりません。
Gさんは、大学時から勉強を人一倍取り組んでいましたので、憲法、民法の
の法律学や経済、財政学など、幅広い分野の勉強を長期間、行うこと苦では
ありませんでした。
アセスメントスタイルのグループワークも功を奏しました。
課題は、「住民が窓口に来庁した際の対応」「ある会社が浜松市外に事業所
を移転しようか相談を受けた時の対応」の2つについて、事前に配布された
何十枚のカードから、市役所職員として、望ましい対応を選び出すものです。
特に2つ目の課題は、データや数字の書き込まれた資料を渡されたとのこと。
これはケーススタディと言い、実務力と問題解決力が問われます。
Gさんは、普段から時事問題に関心があり、歴史や政治、文学などの教養面
か備わっている人でした。丸暗記の勉強でなく、「常に疑問を持つ」ことを
信念にしていましたので、個々の事象を関連付けたり、比較したりしながら、
付与された条件の中で、最適な解を導き出していくような課題の方が長けて
いたのです。
「働く意味は」と抽象的なテーマを自由闊達に話し合ったり、「新商品を考
えよ」とアイデアを出し合ったりするような課題では、Gさんの良さは発揮
されなかったと思います。
