本日は、某証券会社に内定したJさんについて。
私はJさんが早い段階から証券マン向きと感じていました。そのため、業界
研究を行ったJさんから「証券会社に応募しますので」と報告を受けた時は、
「あなたなら大丈夫ですよ!!」と太鼓判を押したほどです。
その根拠は、証券業界で働く人の条件がJさんにピッタリ当てはまっていた
からです。
私は就職指導を7年間も行っており、また、人材コンサルタントを業として
いるため、その人とじっくり話をすれば、強みや弱み、行動の特徴やクセ、
志向性などが理解できます。
Jさんは、「数字に強い」「社会の出来事や経済に関心がある」「度胸がある」
「株の経験がある」「儲けることに抵抗はない」「頭の回転が早く、弁が立つ」
など、挙げたら切りがありません。
そのため、私の指導目的は、Jさんに合う証券会社から内定を取れること。
大手証券会社で転勤を承知でバリバリ働くか、地場の中堅会社で役員を目指す
くらい偉くなりたいか、はたまた、自由にやれる独立系が良いか、経営が安定
している銀行系の証券会社が良いかなど、それぞれ特徴や色合いが異なります。
2年前、野村證券と大和証券の両方から内定をもらって、どちらの証券会社に
就職するか迷った方がいました。
そこで、私は二つの証券会社の違いをこう表現して、アドバイスしました。
『「詰められて伸びるタイプ」なら野村証券、「褒められて伸びるタイプ」なら
大和証券が向いていると思いますよ。』
この方は、熟慮した末に、大和証券を選びました。(今では700名以上の同期の
中でも成績優秀者トップ30位に入るほど活躍しています)
ご多聞に漏れず、Jさんも複数の証券会社から内定をもらいました。
Jさんもいろいろ思案した結果、
「銀行系の証券会社に入社して、銀行グループの持つ幅広い商品や人脈を通じ
て、多様なサービスを提供できる証券マンになりたいです。」
として、銀行系の証券会社の内定を受理しました。
しかし、私は敢えて、「銀行が親会社だと銀行の言いなりになることはあり
ませんか?」と意地悪な質問を投げかけました。
すると、Jさんはこう答えました。
「銀行を利用してやるくらいのスペシャリストを目指すつもりなので、心配は
要りません。」
ここまで覚悟を決めていれば、この選択はまったく問題ありません!!
