公務員選考が最終局面です

公務員を目指して、ジョブエールに指導にやって来た方(現役、既卒)もいよいよ最終
選考の段階になりました。合否の結果を心待ちしている方もいます。

今年の特徴は、いろいろな職種を応募する方が多いこと。624c08a5f218abdadb6949cdb30fb339[1]

国家総合職、国家一般職(行政)、国家専門職(財務専門官)、裁判所職員、警察官、消防官から東京特別区、静岡県庁、静岡市、三島市、藤枝市、富士市などの地方公務員など、多種多様です。これから、国立大学法人職員の筆記試験を受験する学生も何名かいます。

“口コミ”とは言え、なぜ、ジョブエールにこんなにも公務員志望の方がやって来るかについて説明します。

理由① 専門職種、静岡ならではの時事問題を取り扱います。
労働局を志望しているなら、最近の法令改正や労働環境に関するトピックス、県や市を
希望しているなら、総合計画書や広報誌を読ませます。そして、その内容や感想を私に
話をしてもらいます。生半可な理解だとやり直しを要求します。この繰り返しが時事対策
につながり、行政施策に関心が持てるようになるからです。

理由② 先輩公務員に会わせます。
仕事のイメージが曖昧な場合、先輩公務員に会わせて、やっている仕事を聞かせます。
先日も静岡県職員で心理職の面接を受ける方に児童指導職として働いている方に引き
合わせました。心理職と児童指導職はバラバラに仕事をしているわけでなく、障害を持つ
一人の児童に対して、双方の専門性を活かしながら、お互いに協力して業務に取り組ん
でいる現状がわかったようです。

理由③ 面接は過去問は勿論、『深掘』『状況設定』『核心』質問を浴びせます。
さすがに”露骨な”圧迫面接は多くはありませんが、深堀質問、状況設定、核心質問など
を受けるケースが増えています。
『深掘質問』とは、「本当にそうなの!?」と疑うように質問されるもの。
先日も静岡市の在住者が藤枝市を受験した際、面接でこんな質問を受けたそうです。
「静岡市より藤枝市のどこが良いの」→(回答)→「それだけで藤枝市を受験するかなぁ~
もっと他に理由はないの?」→(回答)→「じゃあ藤枝市のどこか施設に行ったことあるの?」
って具合です。

『状況設定質問』とは、ある状況を与えられて、あなたならどうするか回答させるもの。
これも具体的にあったやり取りを紹介します。
「市民の方が窓口にクレームに訪れました。どうしますか?」→(回答)
「任された仕事が溜まったり、滞ってしまったりしたら、どうしますか?」→(回答)

『核心質問』とは、どこまで公務員という職制を理解し、公務員になる覚悟があるか確認
するための質問です。
「なぜ、民間じゃなくて公務員でなければダメなんですか?」
「なぜ、国家公務員も受験しながら、地方公務員も応募しているのですか?」
「公務員の役割は何だと考えますか?」
「理想とすべき公務員像を話してください」

こういうリアルな面接練習をしているから、ジョブエールで指導を受けている方は本番で
力を発揮することができるのです。

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