根源的な志望動機を作る

以前にもブログで書きましたが、公務員志望の学生さんには、次の3つの質問に対して
自分なりの回答を考えながら、筆記試験の勉強をしてくださいとアドバイスしています。

1. なぜ、民間企業でなく、公務員じゃなきゃダメなのか?
2. 公務員は誰のために何をする仕事なのか?
3. なぜ、○○でなく、△△(例えば、静岡県庁でなく静岡市役所)を志望したか?

私はこれを”根源的な質問”と言っています。地方公務員の場合、ここまで突っ込む面接は
あまり見受けられませんが、国家公務員、東京23区では当たり前のように聞かれます。
この回答の出来次第で、合否が決まると言っても過言ではありません。

丁度、公立図書館に応募する男性がいましたので、公務員試験勉強真っ最中の女子学生
を呼んで、そのやり取りを見てもらうことにしました。

「なぜ、書店でなく図書館で働きたいのか? しかも公立なのか?」 ⇒1.に該当する質問
「公立図書館の役割は何だと考えるか? 民間委託してはダメか?」 ⇒2.に該当する質問
「なぜ、わざわざ自宅から遠方の○○図書館を応募したか?」 ⇒3.に該当する質問

ここでは、この男性が話した内容の紹介は省略しますが、受け答えの様子を固唾を飲んで
聞いていた女子学生の感想を記すことにします。

「今はまだ、これらの質問にきちんと答える自信はありません。でも、これから職場見学や
OB・OG訪問
をできる限りして、”私なりの答え”を見つけたいと思います」

それでいいんですよ!!maxresdefault

 

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