続・就活指導体験記②

突然ですが、コンサルでよく言われる世界「BIG4」とはどこを指すか
知っていますか。
答えは、アーンスト&ヤング、デロイトトーマツ、プライスウォーター
ハウスクーパース、そして、KPMG。すべて外資系です。
「BIG4」と言われる所以ですが、これらはもともと会計事務所に端を
発したコンサルティング会社。
税務、会計、監査、そして経営戦略、組織改革など、すべてのサービス
を一手に引き受けていたため、巨大化したのです。
(しかし、エンロンやワールドコムなど、アメリカを代表する企業の会計
不祥事が続いたため、2002年、SOX法が制定されたことで、会計事務所
とコンサル会社は分離させられました)

本日紹介するbさんは、そのうちの1つ KPMGグループに入社した方です。

外資系ですので、英語は必須。Bさんは、イギリスに1年間語学留学をして
いたので、TOEICのスコアは850点。英語力に関してはまったく問題ありま
せんでしたが、それだけで内定が取れないのがコンサル会社。

なぜなら、選考にディベートとケーススタディ面接があるからです。
ディベートとは、あるテーマについて、賛否の立場を明確にしたうえで、
相手の矛盾点を突いたり、対立点を明らかにする討論のこと。
ケーススタディ面接とは、あるテーマや条件下(ビジネスシーン)で、解決
策を導き出す面接のこと。
この2つの選考で観察される点は、論理的思考力とプレゼンテーション力、
そして、
仮説検証力。
ビジネススクールならまだしも、こんな対策は大学ではやってくれません。
それどころか、授業やゼミナールでも経験したことがない学生がほとんど
でしょう。

ですから、bさんは、ガンガンとこのトレーニングを繰り返しました。

なぜ、ジョブエールでそんな指導ができるか!? その答えは明日に回します。

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