内定指導体験記⑤

今年、内定を得た就活生の指導体験記はまだまだ続きます。
本日は、軽No.1を標榜する某自動車メーカーから内定をもらったEさん
について。この学生さんは、「事務職」として採用されました。

特にメーカーで言えることですが、新卒であっても、「総合職」の他に
「技術職」「事務職」など、コースを区別した採用を行っています。
「総合職」とは、国内外の転勤や異動は厭わず、働ける人。営業や商品、
物流、生産企画や資材調達などが担当です。
「技術職」は、生産技術は勿論、製品の開発、設計、試作、品質保証や
カスタマーサービスなどが職種です。
一方「事務職」。経理・財務、人事・総務、法務、広報、秘書などに加
えて、営業事務や貿易事務などが挙げられます。

こうした職種別採用を行う会社から内定獲得するポイントは、その職種
の仕事内容と自分の活かせる強みをつなげたアピールができること。

そこで、Eさんには、まず「事務職」とは”誰”のために、”何”をする仕事
なのかじっくりと考えてもらいました。
次に前述した職種の具体的な仕事内容を説明したうえで、自分のどんな
点が役に立ちそうかイメージしてもらいました。

女性に多い傾向ですが、理由はどうであれ、単純に事務職に就きたいと
希望する学生さんがいます。
いくら「パソコンが得意」「計算が早い」と訴えても、今ではこうした
仕事は、派遣社員や契約社員に任されています。AI(人工知能)に取って
代わるのもそう遠い話ではないでしょう。

したがって、「事務職」であっても、会社業績に貢献する意識と行動が
求められるのです。そのため、仕事の価値や生産性を高めるための工夫
や改善ができる素地があるかどうか見られているのです。

Dさんには、そこまで要求して、大手メーカーの「事務職」に応募して、
内定を獲得するための準備に取り組んでもらいました。

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