内定指導体験記⑮

遠方の学生とはスカイプ指導をしています。
本日は、そのうちの一人、南山大学の就活生Oさんの話。
これまで、愛知県にある大学としては、名古屋大学、中京大学、中部大学、
愛知学院大学、愛知淑徳大学、愛知学泉大学、金城学院大学、至学館大学、
椙山女学院大学、名古屋商科大学、日本福祉大学、名城大学といった大学
の学生を指導したことがありますが、南山大学の方は初めてでした。

私自身、岐阜県で生まれて育ち、名古屋で浪人生活を送っていましたので、
愛知県はいわば、ホームグラウンド。
そのため、こうした愛知県内の大学名は聞き慣れており、南山大学を卒業
した友人も多いというのに、これまでなかなか大学の実態を知る機会があ
りませんでした。

学生から直接、大学でどういうキャリア教育や就職指導が行われているか
聞くことは、とても参考になります。
また、就職指導に限らず、いろいろとキャンパスライフの話も聞くことは
有意義です。
「南山大学って、どういうスクールカラーですか?」
「大学の講義は、どんなスタイルで行われるのですか?」
「どのようなゼミナールがあるのですか?」
など、私の好奇心に即した質問をさせてもらいました。

わかったことは、女子学生が多いため、女性向けのキャリア教育が充実して
いることと人文学部や外国語学部の勉強はしっかりしていること。

他の大学での講義を終えてから、Oさんへの出張指導を行うため、南山大学
のキャンパスに訪れ、キャリア支援室までお邪魔したほどです。
また、Oさんは、平安時代の文学を専攻していましたが、日本の文化や文学、
日本語教育など、多様な科目を学んでおり、ゼミナールでも、多様な作品に
触れる機会がとても多くありました。

こうした大学に関する理解を深めることは、学生の「良さ」を最大限に発揮
させる指導につながります。

Oさんの内定先は、着実で誠実に物事に取り組むOさんの性格にピッタリの
先でした。公正・中立な立場で事故調査を行って、保険金の適正な支払いを
管理するのが仕事内容だからです。

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