大卒就職75.9%に上昇

文部科学省の学校基本調査によると、2023年3月に大学を卒業した学生
のうち、就職した人の割合は75.9%(44万8,073人)と2022年より1.4ポイ
ント増えました。
就職した人のうち、正社員は42万7,219人(8,964人増)、非正規社員は
1万5,896人(253人減)で、コロナ感染が収束して、企業の採用が活発に
なったことを物語っています。
就職以外では、大学院などへの進学が7万3,649人(543人増)で、12.5%
の割合を占めて、進学も就職もしていない人は4万8,642人(6,644人減)
で、8.2%の割合となっています。

一方、高校などを卒業した人の大学進学率(浪人生を含む)うは、57.7%、
短大や専門学校などを含めた高等教育機関への進学率は84%とそれぞれ
過去最高を記録しました。
2人に1人以上が大学に進学する中で、もはや大卒の学歴は、ブランドで
はなくなっています。

下図を見てください。
大学入学者はここ20年、ずっと横ばいで、ほとんど増えていません。
(大学は、入学者の定員を絞っているのが現状です)
しかし、18歳人口が劇的に減り続けているため、結果として、大学進学率
が上昇していることがうかがえます。

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