今日から「目指せ! 絶対内定 面接編」

3月1日の採用解禁を前に、本日より「目指せ! 絶対内定 面接編」を書き留めます。
これまで指導した学生さんの面接体験談を踏まえて、どういう受け答えをすれば、合格
に結び付けるかについて、アドバイスしていきます。

第1回は「自己PR」。
「私の強みは○○です。貴社で、○○を活かして、活躍してみせます。」
答え方としては模範的です。結論も明確に述べていますし、活かせる点も主張している
というのに、なかなか合格できない学生がいます。なぜでしょうか。
それは、志望企業が求めているアピール内容ではなかったからです。

不合格した学生の中には、「自己PRは、熱意とやる気を出してちゃんと話せたのに・・・」
と怪訝な表情で、落とされた原因を質問してくる方がいます。
確かに面接官は、“あなたの話したセールスポイント”はそれなりに理解ができたかも知れ
ませんが、それが“企業が求めるセールスポイント”でなかったとしたら、いくら一生懸命に
訴えたとしても、面接官のハートには突き刺さることなどありません。

なぜなら、自己PRとは、自分を売り込むプレゼンテーションだからです。
電化製品で掃除機を買いに行ったと想像してください。安い掃除機がほしいのに機能満載
の掃除機を薦められても買う気は起きません。静かな掃除機がほしいのに、吸引力抜群な
点をアピールされても、ピント外れです。
先ほどのケースはこれと一緒。相手が何を求めているか察して、それを確実に売り込めな
ければ、”自己PR”とは言えないのです。

したがって、「自己PRをお話しください」という質問には、志望企業の求めるコンピテンシー
(※)や人物像をイメージしながら、これまで経験した出来事や自分自身の性格の中から、
『どのネタをどのようにアピールすれば、最も効果的に自分が活躍できる人間であることを
面接官に印象付けられるか』考えながら、面接に臨む準備が必要になります。

※その会社のある仕事で、成果を上げるために必要になるビジネス能力、資質のこと。

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明けましておめでとうございます

新年 明けましておめでとうございます。
2017年の干支は酉。とりどしですが、ご存知のようにこの鳥は「にわとり」を指します。
にわとりは明け方に鳴く鳥。夜が明けると「こけこっこ〜」と聞こえるシーンは定番です。

そのため、新年も一番に鳴く鳥のため縁起が良いとされています。
さらに「とり⇒とりこむ」と文字って、商売に縁起の良い干支とも言われています。

酉年生まれの著名人を見てみると、後半歌合戦の紅組司会で頑張った有村架純さん。
NHK大河ドラマ『女城主直虎』で主演の柴崎コウさん。
シンガーソングライター、エッセイ、コラムニスト、俳優など、マルチタレントの顔を持ち、
昨年『逃げ恥』で大ブレークした星野源さん。それ以外に黒柳徹子さん、福山雅治さん、
タモリさんなどもそうです。

また、にわとりは、武士に求められる5徳を備えているとも言われています。
5徳とは、知・信・仁・勇・厳。そのため、酉年生まれの人は、洞察力に優れて、細かな
ところにも気が付ける。客観的に物事をとらえ、判断できる点が特徴のようです。

さて、年が明けて、2017年度の就活もいよいよ本気モードに入ります。
就活生の皆さん。にわとりのように、「やるぞ!!」と威勢の良い一番声を上げてください。
そして、5徳を発揮して、自分に相応しい仕事や職場を探し出してください。

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