続・就活指導体験記④(続き その1)

静岡県庁に入職したdさんの指導体験。2回目は【小論文】について。

とやかく指導する前に、現在の実力を理解してもらうため、まずはdさん
に自由に書いてもらいました。
そのため、dさんの友人(公務員志望ではありません)を連れてきてもらい、
2人席を並べて、同じテーマで小論文を書いてもらったのです。

テーマはいたって簡単。「日頃から地震対策としてできること」
400字詰め原稿用紙を2枚手渡して、制限時間は60分としました。
dさんの友人はスラスラとペンが進むのに対して、dさんは、なかなかはか
どりません。
それどころか、書いては消しての繰り返しで、結局のところ、制限時間内
にすべて書き終えませんでした。

私がこの指導を行った目的は、60分(場合によっては90分)という時間をどう
やって使うか体感してほしかったことにあります。なぜなら、小論文は文字
に書き起こす前が大切だからです。

それは、構成メモを取ること。つまり、段落ごとに何を書くかキーワードを
メモにすることです。
文章の構成として、良く「起承転結」「序論・本論・結論」と言われます。
頭の中で思いついた内容をメモとして整理することで、全体のストーリーを
作るのです。

そこで、dさんには、公務員試験で頻出される小論文のテーマを次々に与えて、
メモを取る練習ひたすら繰り返しました。

それができるようになったら、次に指導したことは、。。。
↓の動画を視聴してもらえれば、理解してもらえます。

続・就活指導体験記④

本日から、5回に亘ってブログで紹介するのは、公務員になったdさん。
民間は端ら考えず公務員一本。それも、受験したのは、東京都特別区と
静岡県庁の2つのみでした。
どちらも受験者の上位10%以内に入る(公務員は成績が本人に公開される
ため、順位が分かります)優秀な成績で合格しました。

しかし、dさんがジョブエールに訪れた当初は、「これでは、合格する
のは厳しいかも」と頭を抱えるほど、正直出来は良くありませんでした。

なぜ、そんなdさんが見違えるように”できる”就活生なったか。その成長
の軌跡を披露します。
(因みにdさんは、特別区を辞退して、静岡県庁に入職しました。特別区
の人事担当者から「希望する区に行けるというのににどうして?」と怪訝
そうに尋ねられたとか)

専門試験、教養試験は、本人の努力によるものでしたが、小論文、時事問題
対策、個人面接、グループディスカッションは、ジョブエールで徹底指導を
行いました。

本日は、まず心構えから。

どうしても公務員になりたい方には、私は必ず次の3つの質問をしています。

1. なぜ、民間企業でなく、公務員を受験したのですか?
2. 公務員は誰のために何をする職業だと思いますか?
3. なぜ、○○でなく、△△(例えば、静岡市役所でなく静岡県庁)を志望
したのですか?

この回答が曖昧なまま公務員を目指してほしくないため、私は指導に取り掛
かる前に徹底的に且つ本音でやり取りをします。

では、自分なりの結論を出すために、dさんは何をしたか。
「現役の公務員と会って仕事の話を聞く」「実際、希望する官庁を訪問して
みる」「公務員について書かれた書籍を読んでみる」こんなのは序の口です。

dさんは、静岡市長と会って、直接、質問をぶつけたのでした。つまり、市長
直々に静岡市の問題点や重点課題、今後の市政について聞いてきたのです。
(どうしてこんなことができたか知れたければ、5回シリーズを最後まで読んで
ください)

そのうえで、(せっかく面談の機会を頂戴できたというのに、静岡市長には申し
訳ありませでしたが) dさんは、はっきりと「私は静岡市でなく、静岡県庁で
働きたい」理由と意思を固めることができ、やがて、1.2.3の質問に対して、私
を納得させる回答もできるようになりました。

これでいよいよ指導のスタートです。