内定指導体験記⑧

本日は二人の内定者を一気に紹介します。
それは、静岡市役所に合格したHさんと静岡県庁に合格したIさん。
二人とも、筆記試験が通過して、面接対策のために、ジョブエールに
指導を受けにやって来ました。

指導では、まずは静岡市であれ静岡県であれ、行政が取り組んでいる
事業の
解説から始めます。
その時、使用するのが「総合計画白書」。これは今後、行政区がどう
いう事業に力を入れるつもりか、そして、どのようなスケジュールで
実施していこうとするかまとめられた冊子です。
いわば、「基本構想と基本計画」が記載されたもの。
したがって、これを読み解けば、行政区の抱える問題点や今後の課題
が浮き彫りになってきます。

次に指導することは、先輩公務員から直接、話を聞くことです。
静岡市を受験したHさんには、2年目の女性を引き合わせました。
職場の雰囲気や仕事の与え方など、静岡市役所の様子を具体的に理解
することで、リアルな志望動機を作り込めるようになりました。

一方、静岡県を受験したIさんには、4年目の男性を紹介しました。
児童福祉士の専門職を志望しているため、児童養護施設と児童相談所
が連携してどのように仕事に臨んでいるか、児童福祉法の改正に伴い、
仕事の進め方がいかに変化したかなど、”ここでしか聞けない”貴重な話
を聞くことで、やりたい仕事のイメージがはっきりしてきました。

ここまで準備ができれば、後は徹底的な面接対策です。
二人に想定される質問を次々と浴びせて、「これなら説得力がある!!」
「これだったら一貫性がある!!」と私を納得させられる内容になるまで、
何度も質問を繰り返し、何度も受け答えをやり直しました。

したがって、これまで公務員に合格した方々は口を揃えてこう言います。
「ジョブエールでこんなにハードな面接対策をやっておいたので、本番
の質問は上がらずに答えることができました。」

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内定指導体験記⑦

毎年、ジョブエールでは、公務員志望の方を10名ほど指導しています。
今年も、静岡県庁、静岡市役所、浜松市役所、国家公務員、国税庁などに
合格した方がいました。

以前もブログで書きましたが、公務員試験の中でも、浜松市役所の選考は
骨が折れます。
専門試験に加えて、性格検査、適性検査、事務適性検査、職場適性検査が
ありますし、小論文も課せられます。個人面接は2回も受験しなければなり
ません。そして何より大変なのは、グループワークです。

今年は、3人1組に分かれて、与えられた2つの課題を制限時間内で、メンバ
ーと話し合いながら、解決していくもので、やり取りの様子を面接官がアセ
スメント(観察評価)するスタイルの選考でした。

しかし、浜松市役所に合格したGさんにとって、この選考はラッキーでした。
これも以前ブログに書きましたが、同じ公務員であっても静岡市役所は専門
試験、小論文は課せられません。最終の個人面接の前には、集団面接が待ち
構えています。
一方、静岡県庁は、グループディスカッションを受験しなければなりません。

Gさんは、大学時から勉強を人一倍取り組んでいましたので、憲法、民法の
の法律学や経済、財政学など、幅広い分野の勉強を長期間、行うこと苦では
ありませんでした。

アセスメントスタイルのグループワークも功を奏しました。
課題は、「住民が窓口に来庁した際の対応」「ある会社が浜松市外に事業所
を移転しようか相談を受けた時の対応」の2つについて、事前に配布された
何十枚のカードから、市役所職員として、望ましい対応を選び出すものです。
特に2つ目の課題は、データや数字の書き込まれた資料を渡されたとのこと。
これはケーススタディと言い、実務力と問題解決力が問われます。

Gさんは、普段から時事問題に関心があり、歴史や政治、文学などの教養面
か備わっている人でした。丸暗記の勉強でなく、「常に疑問を持つ」ことを
信念にしていましたので、個々の事象を関連付けたり、比較したりしながら、
付与された条件の中で、最適な解を導き出していくような課題の方が長けて
いたのです。

「働く意味は」と抽象的なテーマを自由闊達に話し合ったり、「新商品を考
えよ」とアイデアを出し合ったりするような課題では、Gさんの良さは発揮
されなかったと思います。
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