続・就活指導体験記①(続き)

では、昨日の女子アナウンサーになったaさんの続き。

カメラテストや原稿読みなど、”アナウンサーならでは”の選考試験対策は、
正直なところ、ジョブエールの指導では万全ではありません。
そこで、aさんは、東京の某アナウンススクールに通うことで、集中的な
指導を受けました。

ジョブエールのメイン指導は、エントリーシートと作文と面接。
しかし、それだけではありません。ジョブエールだからこそできる指導が
あるのです。
それは、実際、テレビ局に出掛けて、そこで働く社員に会わせること。
会社説明会ではないため、聞こえの良い話を聞くだけではありません。
厳しい現実を垣間見たり、苦しい仕事の話も披露してもらいます。時には、
ダメ出しを受けることもあれば、改善が必要になる点は的確なアドバイス
をもらうことだってあります。

そこで、aさんには、静岡朝日テレビの社員に引き合わせました。
一人は、アナウンサーの森直美さん。もう一人はと編集部の男性社員の方。
以前、『就職塾』の特番を企画・放送してもらったことが”縁”でお付き合い
をしていますので、快く引き受けてもらいました。

アナウンサーの森さん(写真の方。お綺麗で気さくな女性です)曰く、
「アナウンサーで大切なことは、事実を正しく伝えられること。」
「その前に、もっと大切なのは常識を知ること。自分を知ること。」
aさんの傍らにいた私も思わず唸ってしまう助言がありました。

編集部の男性社員は、
「これではインパクトがないから、フックをかけるタイトルが必要です。」
「テレビが将来どうなっていくか答えられないといけませんよ。」
と鋭い指摘を浴びせられました。

aさんは、当初、かなりへこんだ様子でしたが、最後には
「ありがとうございます。目が覚めました。必ずアナウンサーになって
みせます!!」と決意を新たにしました。

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続・就活指導体験記①

本日より、『続・就活指導体験記』をスタートします。
ジョブエールも会社を設立して、7年が経過しました。これまで、何百人
という就活生を指導してきました。勿論、学生だけではありません。
卒業後、希望が叶わず、就職できなかった第二新卒の方も指導しましたし、
入社後、諸般の事情で転職活動を余儀なくされた方の指導もしてきました。

そこで、今も記憶に残る方を1ヶ月に亘り、紹介していきたいと思います。
この方々が、どんな想いで、どういった就活に取り組んできたかを知れば、
「私も頑張ろう!!」と思っていただけるのではないかと考えるからです。

さて、第1回は、テレビ局の(女子)アナウンサーになったaさん。

7年間指導をしてきて、後にも先にもアナウンサーを目指して就活したのは、
このaさんただ一人。
日本テレビ、テレビ朝日、フジテレビ、TBS、テレビ東京とキー局は5つしか
ありません。入社倍率は1,000倍を超えると言われています。
そのため、どうしてもアナウンサーになりたい方は、ローカル局も受験します。
ローカル局とは、キー局の系列で、各都道府県に何社かあります。ここ静岡県
には、4つのローカル局が存在しています。

aさんも初めはキー局を受験しました。中には、二次、三次選考へと進んだ先も
ありましたが、やはり超難関。そんなに甘いものではありません。
そこで、aさんも多分に漏れず、ローカル局を応募しました。エントリーシート
を提出したテレビ局だけでも、60社は超えたと記憶しています。

エントリーシートを通過させるだけでも至難の業。
文章で自分をアピールする場合には、キャッチコピーを考える必要がありますし、
フリーサイズ(白紙)のものは、ゼロからレイアウトを検討しなければなりません。
さらには、スナップ写真。好印象を与えられるかどうかで通過率が変わってくる
と言っても過言ではありません。全身、ミドルショット、上半身と3種類の写真を
用意したり、私服の写真も要求されたりします。

aさんの”涙ぐましい努力”のお話は明日に移すことにして、最初にaさんの就活の
結果をお伝えしておきます。

実はaさんは、大学在学中にアナウンサーになれませんでした。しかし、aさんは
夢を諦めませんでした。卒業を3ヶ月後に控えて、NHKで契約社員のキャスターと
なったのです。「経験と実力を積んで、いつか転職する!!」と心に決めました。

3年目に見事、某ローカル局の正社員アナウンサーとして採用されました。しかも、
いきなり、夕方番組のMC(司会者)という抜擢人事。
「想いが強ければ強い分、夢は叶う」 aさんから教えられたメッセージです。

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