続・就活指導体験記②(続き)

昨日の続きです。なぜ、bさんのようにコンサルティング会社を志望する
学生の指導ができるのか!?

表向き(?)は、就職塾の塾長を張っていますが、その仕事は半分(ですから、
個別指導は、年間80人が限度です)。もう半分は、企業を相手にした研修
講師やコンサルタントの仕事をしています。

静岡県内の企業よりむしろ、東京、大阪、名古屋、仙台の企業に出張して、
ロジカルシンキング、ロジカルライティング、問題解決、段取り力、係数
管理、業務効率などをテーマとした研修をしています。
そのため、これらのスキルを向上させる理論や方法を教えることができる
わけです。また、研修で使用する教材やワークシートを学生用にアレンジ
してしますので、効果が高まります。

そこで、bさんには、普通の会社なら、入社3年目社員に適用するくらいの
レベルを目指した
指導を行いました。
論理的な思考を養うために、モレなくダブりなく全体像を把握するための
要素分解法、事象を分解して、他の事象との関係を見るためのツリー構造、
根拠と結論をつなげるSo What? Why So?の思考法、相手から納得を得る
ための伝え方としてのPREP法などなど。

よくついてきたものだと感心しました。
このトレーニングはIT業界を志望する就活生にも同様に行っています。
プログラムが組める、言語がわかるだけでなく、システムエンジニアには、
ロジカルシンキングのスキルが求められるからです。

続・就活指導体験記②

突然ですが、コンサルでよく言われる世界「BIG4」とはどこを指すか
知っていますか。
答えは、アーンスト&ヤング、デロイトトーマツ、プライスウォーター
ハウスクーパース、そして、KPMG。すべて外資系です。
「BIG4」と言われる所以ですが、これらはもともと会計事務所に端を
発したコンサルティング会社。
税務、会計、監査、そして経営戦略、組織改革など、すべてのサービス
を一手に引き受けていたため、巨大化したのです。
(しかし、エンロンやワールドコムなど、アメリカを代表する企業の会計
不祥事が続いたため、2002年、SOX法が制定されたことで、会計事務所
とコンサル会社は分離させられました)

本日紹介するbさんは、そのうちの1つ KPMGグループに入社した方です。

外資系ですので、英語は必須。Bさんは、イギリスに1年間語学留学をして
いたので、TOEICのスコアは850点。英語力に関してはまったく問題ありま
せんでしたが、それだけで内定が取れないのがコンサル会社。

なぜなら、選考にディベートとケーススタディ面接があるからです。
ディベートとは、あるテーマについて、賛否の立場を明確にしたうえで、
相手の矛盾点を突いたり、対立点を明らかにする討論のこと。
ケーススタディ面接とは、あるテーマや条件下(ビジネスシーン)で、解決
策を導き出す面接のこと。
この2つの選考で観察される点は、論理的思考力とプレゼンテーション力、
そして、
仮説検証力。
ビジネススクールならまだしも、こんな対策は大学ではやってくれません。
それどころか、授業やゼミナールでも経験したことがない学生がほとんど
でしょう。

ですから、bさんは、ガンガンとこのトレーニングを繰り返しました。

なぜ、ジョブエールでそんな指導ができるか!? その答えは明日に回します。