内定指導体験記⑥

ジョブエールでは、海外に留学経験のある就活生も指導しています。
それも半年から1年間、大学を休学して、現地のスクールに通いながら、
本格的に語学力を高めるために留学した学生が多いのが特徴です。

これまで、イギリスに1年間留学した方は、外資系コンサルティング企業、
高校から大学まで7年間をカナダで過ごした方は、最大手英会話スクール。
アメリカで1年間学んだ方は、証券会社の海外営業部。オーストラリアの
方は、グローバルに展開する物流企業。etc.それぞれ英語を活かせる企業
に就職していきました。

今年の内定者では、カナダのトロントに留学したFさんがいました。
経済的事情が許すなら、私は学生のうちに、できれば大学2年次に留学して
ほしいと考えています。
以前、指導した学生の中に国際教養大学の方がいました。この大学は卒業
要件に在学中、最低1年間の海外留学が含まれています。
教育理念に「英語を初めとする外国語の卓越したコミュニケーション能力
と豊かな教養、グローバルな専門知識を身に付けた実践力ある人材を養成
して、国際社会と地域社会に貢献すること」とあるので、それも頷けます。

旅行や買い物三昧の”にわか留学”や就職に有利になるための”箔付け留学”で
なく、現地で勉学と生活に勤しんだ留学を経験した学生は、モノの見方や
捉え方が広い印象を受けます。自分から意欲的に行動する傾向があります。

異なる価値観を持つ人々との交流によって、当たり前だと思っていたこと
がそうでなかった発見があったり、外から日本を見ることで、世界の動き
をリアルに体感したりしたためだと思います。

Fさんもそうでした。
「英語を使って、世界を股に掛けたビジネスをしたい」「日本の良さを
もっと世界に発信したい」など、発想が外向き・前向き・上向きでした。

エントリーシートや集団面接など、当初は、日本独特の選考に戸惑って
いる様子でしたが、こうした学生は、自分らしさを発揮した受け答えが
できるようになれば、OKです。
案の定、Fさんは、ある時期、それに気が付きました。すると、志望企業
(グローバルに事業展開している日本を代表するメーカー)から内定を得る
ことができました。

 

内定指導体験記⑤

今年、内定を得た就活生の指導体験記はまだまだ続きます。
本日は、軽No.1を標榜する某自動車メーカーから内定をもらったEさん
について。この学生さんは、「事務職」として採用されました。

特にメーカーで言えることですが、新卒であっても、「総合職」の他に
「技術職」「事務職」など、コースを区別した採用を行っています。
「総合職」とは、国内外の転勤や異動は厭わず、働ける人。営業や商品、
物流、生産企画や資材調達などが担当です。
「技術職」は、生産技術は勿論、製品の開発、設計、試作、品質保証や
カスタマーサービスなどが職種です。
一方「事務職」。経理・財務、人事・総務、法務、広報、秘書などに加
えて、営業事務や貿易事務などが挙げられます。

こうした職種別採用を行う会社から内定獲得するポイントは、その職種
の仕事内容と自分の活かせる強みをつなげたアピールができること。

そこで、Eさんには、まず「事務職」とは”誰”のために、”何”をする仕事
なのかじっくりと考えてもらいました。
次に前述した職種の具体的な仕事内容を説明したうえで、自分のどんな
点が役に立ちそうかイメージしてもらいました。

女性に多い傾向ですが、理由はどうであれ、単純に事務職に就きたいと
希望する学生さんがいます。
いくら「パソコンが得意」「計算が早い」と訴えても、今ではこうした
仕事は、派遣社員や契約社員に任されています。AI(人工知能)に取って
代わるのもそう遠い話ではないでしょう。

したがって、「事務職」であっても、会社業績に貢献する意識と行動が
求められるのです。そのため、仕事の価値や生産性を高めるための工夫
や改善ができる素地があるかどうか見られているのです。

Dさんには、そこまで要求して、大手メーカーの「事務職」に応募して、
内定を獲得するための準備に取り組んでもらいました。

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