続・就活指導体験記④(続き その3)

本日は、【グループディスカッション】

↓の動画を見てください。『静岡大学テレビジョン』というサイトで、就活講義
の動画を20本公開しています。そのうちの一つに「グループディスカッション」
の講座があります。

アップして2年余が経過しましたが、再生回数は2万5千回を超えるほど、人気(?)
を博しています。
ここに登場する学生は、すべてジョブエールで指導した方々。ストーリーは作り
ましたが、グループディスカッションに臨んだ5人の台詞はまったくのアドリブ。

私の意図するように撮影が終了したのは、”できる”メンバーがいたからです。
(その方が誰かは、動画を視聴すればすぐわかります)

そうです。グループディスカッションを上達するコツは、実際にやってみること、
それも模範となる人がいる中でです。

dさんの指導もそうでした。ジョブエールの塾生の中から”精鋭”メンバーを選り
すぐり、その人たちに交じって、グループディスカッションを体験させたのです。

“精鋭”は適切に課題を設定して、皆が意見を言いやすい環境を作ったり、活性化
させながら、議論を進めるファシリテーターの役を自然とこなしていきます。
そのため、dさんは、最初の頃は、まったく話し合いについていけず、頷いたり、
相槌を打つだけ(これは必要な動作だと言っていましたので)でした。

しかし、グループディスカッションが終了したら、毎回、振り返りを行うため、
dさんは、「あの話の展開の仕方は使える」「あのタイミングで意見を整理する
と良い」「あそこで違う視点から話をしたので議論が深まった」など、”精鋭”の
の良い点を真似ることができたのです。

すると、みるみるうちに、dさんは実力がついて、グルーブディスカッションを
上手くこなせるようになっていきました。そのうち、苦手意識もすっかり払拭で
きました。

続・就活指導体験記④(続き その2)

3回目は【時事問題対策】について。

時事問題は教養試験の一分野として出題されるだけでなく、小論文のテーマ、
面接の質問でも問われます。ですから、時間をかけてみっちり取り組みます。
少子高齢化、地方創生、男女共同参画、ワークライフバランス、循環型社会、
ICTの進展、危機管理など、課題の中身は勿論のこと、政策が生まれた背景や
経緯、問題点を整理することが時事問題対策となります。

その際、必ず入手してほしいのが『総合計画書』。これは、地方自治体が策定
する基本計画。所謂、アクションプランを言います。
概ね10年間の地域づくりの方針を示す「基本構想」、5年程度の行政計画を示す
「行動計画」、3年の具体的な施策を表す「実施計画」の3つから成り立っている
のが一般的です。

したがって、この『総合計画書』を読み込んでいけば、どの行政区であっても、
どういう街づくりを目指していて、その実現に向けて、今後、何を重点とした
政策を実行しようとしているか理解できます。

例えば、静岡県の『総合計画書』は、「富国有徳の理想郷“ふじのくに”のグラン
ドデザイン」と提唱されています。もともと学者で、文学・文明に造詣のある
静岡県の川勝知事だからこそ、付けられたタイトルです。

一方、静岡市の田辺市長は総合計画書の冊子に「みんなの力で創る、静岡市。」
と詠っています。”オール静岡”と敵を作らずに、融和路線で市政を進めることを
信条としている田辺市長ならではの文句です。

このように『総合計画書』から、区、県、市と違いはあれど、その地方自治体の
実態と理想とする姿を垣間見ることができるのです。

そのうえで、dさんには、次の事項について、意見を取り交わしていきました。
「今、〇〇〇で直面している課題は何か」
「今後、〇〇〇はどういう街を理想としているか」
「そのために、重点的に取り組んでいる事業は何か」
「その事業についてどう考えるか」
「その事業を推進するうえで、あなたは何に携わりたいか」